三峯神社はとても行きたいと思っていた神社でした。
はるばる遠路を越えて秩父の山奥にある三峯神社の駐車場に到着した時は、とうとう来たんだという嬉しさと、明日にはここを離れなければならない(神社に宿泊しました)という寂しさが入り混じった気持ちでした。
三峯神社はオオカミ信仰の神社で、神社各所には狛犬ではなく狛狼が神社を守っています。
江戸時代にイノシシなどから農作物を守る神の使いとして秩父の山奥に生息するオオカミを「お犬さま」と崇めるようになったそうです。
いかつい狛狼が出迎えてくれます。
社伝によると、日本武尊命が東征中に三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉冉尊の国造りを偲んで創建したとあります。
また縁起には、飛鳥時代から奈良時代に実在したと言われている役小角が三峰山で修業をしたと伝えられていて、この後、修験者の修行の場として知られるようになったそうです。
奈良時代から平安時代にかけての淳和天皇時代には、弘法大使空海が観音像を安置し、修験道に加え仏教の修行の地としても信仰を集めるようになったと言われています。
浅田真央さんが持っていたという毎月1日にしか頒布されない「白い氣守」の神社としても有名です。
珍しい三ツ鳥居
三ツ鳥居を過ぎて木々の間をしばらく歩くと大きな随身門が見えてきます。
随身門の両脇には目力のある狛狼
拝殿に向かう階段を登っていくと
立派な手水舎があります
色鮮やかな装飾が綺麗です
そして拝殿へ
こちらも鮮やかな装飾がぎっしり施されています
拝殿前にあるご神木は触るとパワーを貰えるとのことで、触っている人が沢山いました。
三峯神社は神社の雰囲気もいいし社殿も見ごたえがあります。
人気があるのも大納得です。
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